英語の冠詞は学校で学習したものとは違う

冠詞の使い方は学校で英語を学習した時に教わったものとはずいぶん違う。theやaの使い方のニュアンスや感じ方などをネイティブの話を交えて考えてみた。

英語の冠詞は学校で学習したものとは違う

中学、高校の英語の学習で習った冠詞の使い方ですが、実際に英語に慣れてきて上手に会話ができるようになってくると、理論ではなく感覚や慣れで英語がわかってくるようになってきます。

これからお話しする内容は、冠詞についてのお話しになります。
ちょっと難しいというか、学校で英語を習っている時のような頭の痛くなる話です。

リスニングやリーディング、スピーキングをやりながら、少しずつ感じをつかんでいくといいと思います。

外国人にとっては、日本語の助詞の使い方が難しくてわからないと言われますが、私たち日本人が英語の冠詞を厄介に思うのも同じようなものなのかもしれません。

そんな冠詞のうちのひとつtheが、英語で一番よく使われる単語だといわれています。

今はどうかわかりませんが、学校での英語学習では「英語には必ず冠詞がつく、そうでない場合、たとえば数えられない名詞などの場合には、someとかa lot ofといった量を示す単語をつけなければならない」と教えられました。

だから名詞が出てくると、その前に何かつけないと何か落ち付かなかったりするものです。

しかし、実際には、名詞の前に冠詞がつかないケースなど、英語にはたくさんあります。

ごく簡単な例であっても、
Would you like coffee or tea?
という時に冠詞をつけたりはしません。

あるいは、海外旅行へ行って入国審査を受けるとき、
Wait behind line for agent.
(ラインの後ろで順番をお待ちください)
と書かれていますが、ここにも冠詞は見当たりません。

そのほかにも冠詞のつかない例はたくさんあります。

あるアメリカ人の書いた著書で、冠詞の使い方の基本が非常にわかりやすく説明されているのですが、その中で著者は、「冠詞は名詞につくアクセサリーのようなものではない」と言っています。

英語では冠詞の方を先に言うのですから、それはついているものではなく、名詞に先行する概念でなければおかしいはずなのです。

著者が言うには、I ate a chicken.という文章は、「鶏を1羽捕まえてそのまま食べた」という感じに聞こえるのだそうです。

単に鶏肉を食べたというだけなら、I ate chicken last night.と無冠詞で言わなければならないのです。

他には、
Let's have lunch together.という時にも冠詞はつきません。

ところが、
I had a business lunch with him yesterday.
という時にはaがつきます。

ビジネスがつくと、昼食の輪郭が少しはっきりしたものになります。
それでaがつくのです。

また私たちが学校で英語を習った時には、「定冠詞はふつう一度話に出てきたものにつく」と習いましたが、次のような例もあります。

I saw a movie called Contact yesterday.
I saw the movie Contact yesterday.

前の文ではa、後の文ではtheが冠詞になっています。
この違いについてアメリカ人に聞いたところ、前の文はネイティブの感覚では、
I saw a movie. It was called Contact.という感じなので、aになるのだということですが、私たち日本人にはその感覚まで理解するのは非常に難しいですね。

また、私たちは、Woud you like some fruits?という風にsomeをよく使いますが、この表現も、チェリーのような小さい果物には使えても、メロンやバナナなどのような大きいものの場合には、

Would you like an banana?
と単数形で言わなければならないのだそうです。
難しいですね・・・。

なので、こういう難しいことはスピーキングとリスニングとリーディングをやりながら少しずつ感じをつかんでいくしかないのです。

冠詞の使い方には、理論的なものばかりではなく、慣用の部分も相当ありますので。

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