英語講師のNaoです。
TOEICセミナーをやっていてつくづく思うことは、日本人は英語をはな話すのがものすごく下手です。
ある程度の知識があるのに、ほとんど話せない。なぜでしょう・・
それは私たち学校で受けてきた英語教育に、スピーキングの授業がなかったからです。
言語の要素「聞く」「話す」「読む」「書く」のうち、日本で一番重要視されてないのは
「話す」だというのは、周知のとおりだと思います。
ある私立高校でTOEIC授業を担当させて頂いているんですが、1週間の時間割表を見てびっくりしました。
英語R(リーディング)週4
英語W(ライティング)週4
英語L(リスニング)週1
1週間に約40の授業があって、そのうちの9コマは英語の授業、とういことは全体の約23%が英語の授業に費やされているのにも関わらず、スピーキングの授業はなんとゼロ!!
これでは到底「話す」能力は身につきませんよね。残念でなりません。
ただTOEICの点数さえ上がれば、話せなくてもいい!という方も大勢いらっしゃいます。
大抵のビジネスマンの方は、昇進のために会社側からTOEICの点数を要求されているので、このタイプの方がほとんどです。
確かに英会話のレッスンではないので、しゃべれるようになるのが目的ではないのですが、知識だけでTOEICの点数を伸ばそうとするのには、かなり限界があります。
しかも「スピーキング」の練習しないTOEIC点数アップ法は、リスニングパートの得点アップはほぼ期待できないので、かなり入りこんだ単語量・速読力が必要になってくるので、勉強としてはしんどい部類にあたるものになります。
パート1・2ではしっかりと音読練習をして下さい。
<パート1・2の練習法>
普通に解いてみる
→すぐ答えチェック
→スクリプトをみて意味を確認(知らない単語や表現・文法事項もこのときにしっかりチェック)
→スクリプトを見ずにCDのあとで、同じスピード・同じ発音でスラスラいえるようになるまで練習
→スラスラ言えるようになったら、こんどは気持ちをこめて(自分がその人物であるかのように俳優になった気分で!)
→オーバーラップ(CDの音とかぶせて)で音読練習をスラスラ言えるようになるまで
→最後にまた気持ちをこめてオーバーラップ
これをやる作業が「勉強」です。この方法を3ヶ月練習して下さい。
驚くほど、英語が耳に入ってくる、理解できるのが実感できるはずです。
正解したからといって、そのままスルーでは、なんの勉強にもなってません。
知っている「知識」を使える「スキル」に変えてあげましょう!
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